阪急「大宮」駅徒歩2分、現代京都の中心地である「四条烏丸」も生活圏、
JR「京都」へも直通という利便性に恵まれた「四条大宮」。
IT技術を駆使した先進の設備仕様、
限りある空間を最大限活かすプランニング、
現代アートを追求する作家と共に創作された
共用部の美しい空間デザインなど、
美しく優雅な都市スタイルを
実現するための住まいを創造しました。
エントランスホール※掲載の建物写真は2023年7月に撮影したものです。
芸術的かつ創作的な共有空間を提案。
京都を代表する
新進気鋭のクリエイターとの
コラボレーション。
古くから時を経ても変わらない伝統や格式を継承しつつ、
現代風にさらに進化させ良好な美意識を感じていただける空間想像を目指しました。
外部ピロティから続く石畳をイメージしていただける白御影石のタイルを用いたエントランスホールは
大宮通りから見られることも意識した格別のエリア。
大判タイルを用いた壁面にはアクセントとなるアートタイルも効果的に配しています。
そして、このエントランスホールのシンボルとなるのが
螺旋状の円形スチールルーバーの中心に設置した、光の芸術が楽しめるシャンデリアアートです。
エレベーターホールや内廊下設計の共用廊下にも、
美意識を高める染色アートも取り入れ特別感を演出しています。
時間軸と光を考えた
崇高なる導線計画。
建物東ファサードのほぼ中央に位置するエントランスアプローチから
物語は始まります。光と時間を感じられる空間に様々な工夫を施し、
帰宅されたオーナーの皆様を私邸へと続くシークエンス。
時間軸によって異なる光が差し込み、シャンデリアアートから拡散する
光の放射など明るく開かれたエントランスホールから、ややトーンを落としたエレベーターホールへ。
さらに素材等に工夫し暗さを強調したホテルライクな内廊下へ。
私邸へと向かうオーナーの皆様にアートを享受しながら、徐々にクールダウンいただけるよう考えた導線計画です。
株式会社 東洋設計事務所
建築デザイン
株式会社東洋設計事務所
西村 和氏
地域・文化を愛し、伝統との調和を考え、
京都を軸として全国に800棟あまりの
建築の設計・監理を行っています。
豊富な実績をもつホテルやマンションをはじめ、
多岐にわたる用途の設計に対応しています。
株式会社 南條設計室
建築デザイン監修
株式会社 南條設計室
取締役副所長
近藤 裕幸氏
株式会社 南條設計室
主任
米山 真理子氏
小さな空間に多くの機能を持ち
建築の本質が凝縮された姿と思われます。
そして家々が集合し街となり都市になります。
美しい街は美しい住宅の集合によって実現します。
私たちは住宅を愛し、建築を愛することで、
美しい都市をデザインすることを目標に研鑽を続ける建築家集団です。
SIONE
SIONE代表取締役
ブランドデザイナー・陶板画作家
SHOWKO
陶磁器の可能性を追求し、もてなし空間を創造。
美しき煌めきを届ける。
六代続く茶陶の窯元「真葛焼」に生まれる。自らの道を模索し佐賀県での修行を経て、
陶板画作家としての活動をはじめる。
2009年には自身の陶磁器ブランド「SIONE」を発表し、
白磁に金彩、繊細な線描きが特徴的な器を中心に展開。
またアートワークを通じて現代人の感性に響く、
もてなしの文化を創出している。
その世界観を大切に、「リビオレゾン京都四条大宮」の
エントラスホールの壁面に
連続したデザインの陶板の大きなタイルで光のアートワークを。
さらに円形螺旋ルーバー格子の中央にも陶器素材を用いた
アートシャンデリアの作品できらびやかな輝きを演出している。
染司よしおか
染織家/染司よしおか
吉岡更紗
伝統と自然を織り込んだ、永年の技法を用いて、
さらに先進でモダンな作品が彩りを添える。
江戸末期に創業し、現在六代目を数える「染司よしおか」を受け継ぐ。
祖父の代から澄んだ水が湧く洛南・伏見に工房を構え、胡桃や支子など自然界の染料で美しい色を生み出している。
奈良・東大寺二月堂修二会など、古社寺の行事に関わり、
近年は空港ロビーのアートワークや講演会などでも活躍。
今回のプロジェクトではコンセプトの「時間と光」を表現するために、
エントランスから進んだところに組紐で時間の移ろいを、
1階から7階の各階廊下のつきあたりにアートカーテンで
陽の光が変化する美しさを描いています。