新しい暮らし方
写真左:大下泰典、右:川田一仁
- インタビュー
- [設備・サービス協力会社]
ダイキン工業株式会社
東京支社空調営業本部
設備営業部 営業担当部長 - 川田一仁
- エアアズアサービス株式会社
代表取締役 - 大下泰典
アクティブラウンジ内の
「空気」を
安心・快適に保つ、
独自のシステムを構築。
サービスやソリューションの視点で
ラウンジの空調を構築するために、
ダイキン工業ならびにダイキングループ関係会社の
エアアズアサービス社※にて協業。
安心・安全な空気空間の提供を実現した。
「リビオタワー羽沢横浜国大」のアクティブラウンジ内空調システムを、今回お話しを伺う2社で構築されたということですが、どのような経緯があったのでしょうか?
- ダイキン工業・川田(以降、川田):私たちダイキン工業は、1924年の創業以来、 空調機器を中心に製造するメーカーとして事業をおこなってきました。 弊社もこれまでの「プロダクトアウト」の考え方から 「マーケットインのモノづくり」への変化と、 お客様のお困りごとに対する提案が必要と思っています。時代の変化もあるなかで「よいモノをつくっていればいい」 「モノをつくって売って終わり」という考え方ではお客様から選ばれるブランドにはなれません。 ダイキン工業も、多彩な分野へと拡大する弊社のグループ企業と連携して、 お客様のニーズに寄り添ったサービスやソリューションに力を注ぐようになっています。 今回の「リビオタワー羽沢横浜国大」のアクティブラウンジにおける空調システムにおいても、 サービスやソリューションの視点をもったシステム構築が必要であると考え、 「エアアズアサービス」との協働で 独自の空調システムをご提案し、導入させていただくことになりました。
現代に求められる「密」への対策&クリーンな空気と、
省エネも実現する
独自的なシステム。
- 具体的にはどのような空調を構築されたのですか?
-
エアアズアサービス・大下(以降、大下):我々エアアズアサービスは、
主にビルや病院・福祉施設等の多様な空調空間を月額固定料金、つまりサブスク型で提供するという、
独自的な「サービス提供カンパニー」です。そんな私たちがアクティブラウンジに構築したのは、
ラウンジ内の「密」への対策とクリーンな空気の提供、さらには省エネも実現する空調サービスです。
現代において、不特定多数の人が集まる場所での「密」への対策が不可欠になっていますが、 密の解消のために窓を開けっ放しにすると、 生の外気が入ってきて空調がうまく働かず不快な空気になるうえに“増エネ”にもなってしまう。
あたらしい時代に
合致した“選択肢”が
豊富な住まい。
安心できる「空気」が、
コミュニティ形成にも
役立つことに期待。
いま時代が大きく変わる中で、羽沢エリアに生まれる「リビオタワー羽沢横浜国大」のもつポテンシャルをどうお考えですか?
-
大下:働き方で言うと、何時から何時まで会社にいなければならない、
という時代は終わったと思います。働く場所はどこでもいいので、
いかに生産性をあげて結果を出すかがより重要になっていく時代になりますよね。
そんななかで、このマンションなら電車に乗れば30〜40分で都心へ着くので、オフィスで仕事をしてもいいし、
リモートワークにして通勤時間が減った分を家族の時間にあててもいいですし、その時間を仕事にあてて頑張ってもいい。
リモートで仕事をする場合でも、自宅の居室でやる日もあれば、
アクティブラウンジを使いたい場合は混雑状況を確認しながら使えるわけです。
働き方が自分でいろいろ選べる時代にぴったりの、選択肢が豊富な住まいだと思いますね。
川田:このマンションが生まれる羽沢エリアは、都心との程よい距離感のおかげで、 「オンとオフの切り替え」が上手にできる場所です。 そんなエリアにできる「リビオタワー羽沢横浜国大」のアクティブラウンジは、 仕事での利用はもちろんですが、コミュニティ形成にも貢献できるのではと思っています。 安心して人とコミュニケーションできる場が、住まう方同士の交流やまちづくりにもつながっていくと嬉しいですね。
※掲載している情報は、取材時(2021年8月)の情報です。
※エアアズアサービス株式会社は三井物産株式会社とダイキンエアテクノ株式会社が出資する合弁会社です。